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法人概要

青森県栄養士会「健康づくり応援宣言」
青森県栄養士会 「健康づくり応援宣言」
青森県栄養士会では、県民の健康維持・増進、生活習慣病予防や重症化予防に対し、県民健康づくり運動「健康あおもり21」(第2次)の普及推進のために「食」と「栄養」を通して、応援することを宣言します。
2014年10月25日
  公益社団法人 青森県栄養士会
 
「健康づくり応援宣言のための活動指針」
1. 各種健康づくり事業を積極的に支援し、栄養相談等を行い「健康あおもり
 21」(第2次)の普及推進に努める。また市民公開講座の実施や広報誌、ホー
 ムページを通して、健康づくりに関する情報提供を行う。
2. 減塩を活動の核とし、「だし活」「乳和食」などの普及を踏まえ、10年間で
 2.5gの減塩(目標8g/1日)に取り組む。特に子どもの頃からの味覚形成な
 どの食育を進める。
3. あおもり栄養ケア・ステーションを広く県民に活用してもらい、栄養相談や
 各種研修会への管理栄養士・栄養士の講師紹介等の要請に応える。
 

◎今までの取組み

1)減塩プロジェクトの編成
  会として、減塩プロジェクトを立上げ、今後の具体的な活動を検討し理事会に提案するとともに、その
  実行に向けた活動を会員に広く広報し、協力を仰ぎ、広く県民に周知した。ツールとして「のぼり旗」
 「減塩チラシ」「減塩タペストリー」などの作成を行い、このプロジェトを立上げたことは、会員の士
  気高揚につながった。
2)ステップアップ県民大会の参加
  青森県が主催する「健康あおもり21ステップアップ県民大会」に積極的に参加し、健康づくり宣言に協
  調するとともに、展示ブースにおいて減塩に関する栄養食事相談を行った。また県立保健大学栄養学科
  との健康づくり業務提携を締結した。これらにより減塩等の健康づくり活動を行っていることが広くア
  ピールできた。
3)アップリートフェスタでの減塩活動
  青森県教育庁スポーツ健康課が主催する「アップリートフェスタ」に参加し、展示ブースで減塩に関連
  したフードモデルの展示やリーフレット配布及び栄養相談を行い、減塩について広くアピールすること
  ができた。
4)国立循環器センターのご当地かるしおレシピの募集
  独立行政法人国立循環器病研究センターの塩分量に注目したレシピ集に賛同し、ご当地版の作成にあ
  たっての、青森県食材を使ったレシピを会員から募集した。残念ながら入選には至らなかったが多数の
  応募があった。
5)「乳和食」の研修会開催
  通常の食習慣での減塩は、これ以上無理との意見もある。そこで新たな減塩食の発信、普及させるため
  に「乳和食」を会員が自ら研修し体験することで、今後の県民への啓発につなげることとした。
6)県内市町村等の健康まつりでの減塩啓発
  県内の多くの市町村で行われている健康まつりに積極的に参加し、展示ブースを設けるなど住民に広く
  健康づくりの大切さを訴え、その方法論(減塩など)を具体的に啓発した。また現在の減塩などに対す
  る意識調査を行うことで住民への意識づけと基礎的データとした。今後の活動評価の指標とする。

◎これからの取組み

1)学校給食の試食会での減塩アプローチ(リーフレット等での情報提供)
    学校給食の試食会に参加していただいた学童期の子どもを持つ家庭に対し、子どものころからの薄味
  が大切なことなどリーフレット等で啓発していく。
2)減塩親子教室 県内3カ所予定
   味覚が形成される幼少期にアプローチし、親子一緒に料理を作ることを通し、減塩のよさを体感して
   もらいながら、幼少期から減塩の大切さの意識づけをする。 
3)「みんなの食育アカデミー」大塚製薬協賛
    県内60か所を目標に、管理栄養士・栄養士による食と健康をテーマとした食育教室を通して、減塩な
    どの推進を行っている。現在、保護者会、消費者の会など20か所より申し込みがある。目標達成に向
    け活動中。
4)県内自治体等の健康まつりでの減塩啓発
    県内の多くの市町村で行われている健康まつりに昨年に引き続き参加し、展示ブースを設けるなど住
    民に広く健康づくりを訴え具体的に(減塩など)啓発する。その方法は味噌汁濃度に関する自己評価
    などを行うことで住民への意識づけとした。今後も減塩などに対する意識づけを行う。 
5)青森県農林水産部総合販売戦略課が行う「だし活」活動への協力
   青森県が新しい減塩食の形として推奨する「だし活」活動について、「健康あおもり21ステップアッ
   プ県民大会」「野菜を食べようキャンペーン」などに協力し、県と協調し県民の健康づくりを推し進め
   る。
6)健康づくり応援宣言
  「健康づくり応援宣言」を行うことで、改めて会員の士気高揚はもとより、広く県民に対し公益社団法
   人として、その責務を果たす覚悟を示すものである。
健康あおもり21(第2次)の推進のための連携協定の締結
 平成25年9月4日(水)、リンクステーション青森(青森市文化会館)で開催された「健康青森21ステップアップ県民大会」において、青森県立保健大学栄養学科と連携協定が締結されました。
 協定により、下記の取組みを推進していきます。

1.県民一人ひとりの「健やか力」を向上させるための、食に関わる有益な情報の提供
2.地域における減塩活動の効果を高めるための手法の検討
3.小児から若年成人における肥満解消のための栄養教育・指導
4.県民の食生活・栄養の改善を支える人材の育成
 
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